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真光寺
法性山永照院
御法語
今月の御法語を紹介いたします。 無上功徳 善根なければ此の念仏を修して無上の功徳を得んとす。余の善根多くば、たとい念仏せずとも、頼む方もあるべし。 然れば善導は、「我が身をば善根薄少なりと信じて本願を頼み、念仏せよ」と勧め給えり。経に、「一たび名号を称うるに、大利を得とす。またすなわち無上の功徳を得」と説けり。いかに況や念々相続せんをや。然れば善根なければとて念仏往生を疑うべからず。 現代語訳 善い行いを積んでいないので、念仏を修めて、この上ない功徳を得ようとするのです。念仏以外の善い行いを多く積んでいるなら、たとえ念仏を称えなくても頼る手立てもあるでしょう。 ですから善導大師は「自分は善い行いをごくわずかしか積んでいないと信じて、本願を頼みとし、念仏しなさい」とお勧めになりました。『無量寿経』に「一たび名号を称えると、大利益を得る。つまり、この上ない功徳を手に入れる」と説かれています。まして念仏を絶えず続けるならばなおさらです。ですから、善い行いを積んでいないからといって、念仏による往生を疑ってはなりません。
真光寺
6月1日読了時間: 1分
閑話~最近の真光寺と念仏講での話~
暑さと雨による湿気のせいか、身体への疲れなども溜まる今日この頃、檀信徒の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 真光寺では今月は外壁の工事が行われておりましたが、そちらも無事完成しました。 以前は瓦屋根の乗った非常に重量のある外壁、その傍にはお地蔵様が並んでおりましたが、その重量のせいもあってか崖に負担がかかり、ひび割れや地盤の沈下が起こっておりました。地震などによる崖崩れなども考えられるほどに悪化しておりましたので、お地蔵様のお引越しと外壁も軽く違和感の少ない素材へと変更させていただきました。 今後も悪くなった所を都度修理しながら真光寺、頑張ります! さて話は変わりますが、つい先日の念仏講でのお話をブログでも共有をさせていただこうかなと思います。 真光寺念仏講では参加された檀信徒の方に御焼香をしていただいております。今回も皆様に御焼香を行っていただきましたが、その御姿を維那席より見ていて皆様の合掌が気になってお話をさせていただきました。 そもそも檀信徒の皆様が合掌と言っているのは正式には『堅実心合掌(けんじつしんがっしょう)』と言い、浄
真光寺
5月27日読了時間: 2分
仏の顔も三度まで
かなり日中の気温が上がり、副住職は冬物の衣を着ていると暑さも感じるようになった今日この頃、檀信徒の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 気温の変化や気圧の変化に身体が付いていかずに体調を崩される方も出てきております。体調管理には充分に気を付けてまいりましょう。 さて突然ですが、クイズです! 物事の回数を数える際の助数詞に「回」と「度」がありますが、これらはどのようにして使い分けられているのでしょうか? 「三度目の正直」や「二度とない」と言いますが、「三回目の正直」や「二回とない」とはあまり聞いたことがありませんし、なんとなく違和感がありませんか? 逆に昨年末放送された紅白歌合戦は「第76回」だったそうですが、「第76度 紅白歌合戦」とは言いませんね。 どちらも物事の回数を数えているにもかかわらず、お互いに言い換えることはできないのであれば、何かしら理由があって使い分けがされているはずですよね。 この使い分けとは… 「回」を使う場合は次の回数が期待されている、または起こることがある程度決まっている場合に使用し、「度」は次が期待されていない
真光寺
5月12日読了時間: 2分
御法語
今月の御法語を紹介いたします。 特留此経 双巻経の奥に、「三宝滅尽の後の衆生、乃至一念に往生す」と説かれたり。善導、釈して曰く、「万年に三宝滅して、此の経、住まること百年、爾の時、聞きて一念すれば、皆まさに彼こに生ずることを得べし」と云えり。 この二つの意をもて、弥陀の本願の、広く摂し、遠く及ぶ程をば知るべきなり。 重きを挙げて軽きを摂め、悪人を挙げて善人を摂め、遠きを挙げて近きを摂め、後を挙げて前を摂むるなるべし。 まことに大悲誓願の深広なる事、たやすく言をもて述ぶべからず。心を留めて思うべきなり。 抑このごろ末法に入れりといえども、未だ百年に満たず。我ら罪業重しといえども、未だ五逆を造らず。然れば、遥かに百年法滅の後を救い給えり。況やこのごろをや。広く五逆極重の罪を捨て給わず。況や十悪の我らをや。 ただ三心を具して、専ら名号を称すべし。 現代語訳 『無量寿経』の末尾に、「三宝が滅びた後の人々も、わずか一度の念仏で往生する」と説かれています。善導大師はこれを解釈して、「末法一万年の後、仏・法・僧の三宝が滅びても、この経だけは百年間
真光寺
5月1日読了時間: 2分
御忌法要
ずいぶんと温かくなり、春の芽吹きを感じる今日この頃、檀信徒の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 さて檀信徒の皆様にはすでに案内がお手元に届いているかとは思いますが、19日には御忌法要(ぎょきほうよう)が行われます。 浄土宗における御忌法要とは浄土宗を開かれた宗祖法然上人の忌日法要のことで、今年は法然上人が亡くなられて814年が過ぎた815回忌ということになります。814年前、建暦2年(1212年)正月25日に法然上人は享年80歳で西方極楽浄土へと旅立たれました。それから現代の我々の元へ浄土宗の教え、阿弥陀仏の教えが伝わってきたことに改めて感謝をしつつ共に御念仏をお称えしませんか。 皆様の御忌法要への御参加を心よりお待ちしております。
真光寺
4月17日読了時間: 1分
誕生日
本日4月7日はどなたのお誕生日か御存知ですか? 我々浄土宗を信仰する者としては大変に重要なお方である法然上人のお誕生日です! 仏教的に言うならば、宗祖降誕会と言い、浄土宗の宗祖・法然上人(1133年4月7日生)の誕生を祝い、報恩感謝を捧げる法要が総本山知恩院や大本山増上寺、生誕の地である誕生寺などで厳修されます。 檀信徒の皆様におかれましても御先祖に手を合わせる際に、是非法然上人にもお気持ちを向けていただけると幸いです。 また、明日4月8日はどなたのお誕生日か御存知ですか? こちらは仏教を信仰する者として大変に重要なお釈迦様のお誕生日です! こちらは仏教的に言うならば、灌仏会、花まつりといいます。お釈迦様が誕生された際、天から大勢の天女と龍が舞い降りてきて、甘い香りの水(甘露の雨)を灌いでお祝いしたという伝説に由来して、お釈迦様に対して甘茶をかけ洗い清める行事となっております。 お釈迦様は生まれてすぐに7歩歩き、右手で天を左手で地を指し示し「天上天下唯我独尊」と仰られました。「この世界で私(我)より尊いものはいない」。文字だけみると、そう読み解け
真光寺
4月7日読了時間: 2分
御法語
今月の御法語を紹介いたします。 機教相応 上人、播磨の信寂房に仰せられけるは、 「ここに宣旨の二つ侍るを取り違えて、鎮西の宣旨をば坂東へ下し、坂東の宣旨を鎮西へ下したらんには、人用いてんや」と宣うに、信寂房、しばらく案じて、 「宣旨にても候え、取りかえたらんをば、いかが用い侍るべき」と申しければ、「御房は道理を知れる人かな。やがてさぞ。帝王の宣旨とは、釈迦の遺教なり。宣旨二つありというは、正・像・末の三時の教えなり。 聖道門の修行は、正・像の時の教えなるが故に、上根上智の輩にあらざれば証し難し。譬えば西国の宣旨のごとし。浄土門の修行は、末法濁乱の時の教えなるが故に、下根下智の輩を器とす。これ奥州の宣旨のごとし。然れば三時相応の宣旨、これを取り違うまじきなり。 大原にして聖道・浄土の論談ありしに、法門は牛角の論なりしかども、機根比べには源空勝ちたりき。〈聖道門は深しといえども、時過ぎぬれば今の機に適わず。浄土門は浅きに似たれども、当根に適い易し〉と言いし時、〈末法万年、余経悉滅、弥陀一教、利物偏増〉の道理に折れて、人みな信伏しき」とぞ仰せら
真光寺
4月2日読了時間: 3分


大本山善導寺開山忌&薄墨桜 開花
バタバタと忙しい日々を過ごさせていただいているうちに、いつの間にやら三月も残すところあと少しとなってしまいました。更新が遅れてしまい申し訳ございません。 この記事の一つ前、彼岸の入りに比べて気温が上がり過ごしやすい時期になってきたのではなかろうかと思いますが、この時期大半なのは花粉症。副住職の先輩は花粉症の薬が常に手元にないと不安なほどに体調を崩されており、花粉症の恐ろしさをひしひしと感じております。檀信徒の皆様におかれましても体調を崩されることのないように十分に気を付けて過ごしてまいりましょう。 さて今回はタイトルにもありますが、27日28日の二日にわたって実施されました大本山善導寺開山忌についてです。開山忌法要は毎年実施されているのですが、今年は27日の逮夜法要の導師という大役を小倉の御寺院の住職様が拝命いたしまして、そのお手伝いのため副住職も参加をさせていただきました。真光寺の檀信徒の方も御参加をいただきましたことを心より感謝申し上げます。様々なトラブルにも見舞われたと伺っておりますが、大本山善導寺の大殿において行われる開山忌法要はいかがで
真光寺
3月28日読了時間: 2分


本堂改修工事終了のお知らせ
以前からお知らせをしていた真光寺の本堂改修工事ですが、本日をもちまして終了となりました。檀信徒の皆様には大変な御迷惑をお掛けしましたが、おかげさまで綺麗な本堂へと生まれ変わりました。副住職は今までと見た目が違いすぎて慣れるまでに少し時間がかかりそうですが、是非この機会に真光寺本堂をお参りください。
真光寺
3月2日読了時間: 1分
御法語
今月の御法語を紹介いたします。 他力往生 およそ生死を出ずる行、一つにあらずといえども、まず極楽に往生せんと願え。「弥陀を念ぜよ」という事、釈迦一代の教えに普く勧め給えり。 その故は、阿弥陀仏、本願を発して、「我が名号を念ぜん者、我が浄土に生まれずば正覚を取らじ」と誓いて、すでに正覚を成り給う故に、この名号を称うる者は、必ず往生するなり。 臨終の時、もろもろの聖衆と共に来たりて、必ず迎接し給う故に、悪業として障うるものなく、魔縁として妨ぐる事なし。男女貴賤をも簡ばず、善人悪人をも分かたず、至心に弥陀を念ずるに、生まれずという事なし。 譬えば重き石を船に載せつれば、沈む事なく、万里の海を渡るがごとし。罪業の重き事は石のごとくなれども、本願の船に乗りぬれば、生死の海に沈む事なく、必ず往生するなり。 ゆめゆめ我が身の罪業によりて、本願の不思議を疑わせ給うべからず。これを他力の往生とは申すなり。 現代語訳 おおよそ、迷いの境涯を離れる行は少なくありませんが、何よりもまず「極楽に往生しよう」と願いなさい。「阿弥陀仏の名号を称えよ」ということは、釈
真光寺
2月28日読了時間: 2分


梅開花
まだまだ寒い日が続いておりますが、檀信徒の皆様におかれましては体調を崩されてはおりませんか。 インフルエンザ、新型コロナウイルスも流行っているそうです。 十分に気を付けてお過ごしください。 そしてそのような寒さの中においても植物はすくすくと成長を続け、昨日真光寺の境内にある梅の花が綺麗に咲いてくれました。 人は生きていれば、時に自分は何をしているのだろうかと人生に虚しくなる時などがあるやもしれません。しかし、人は生きているだけで素晴らしいものであり、変わっていないように見えていても梅の花のようにいつの日か花開くときがあります。その時のために今はあるのだと思いつつ、一日一日を大切に過ごしてまいりましょう。
真光寺
2月5日読了時間: 1分
御法語
今月の御法語を紹介いたします。 難易二道 浄土門というは、この娑婆世界を厭い捨てて、急ぎて極楽に生まるるなり。 彼の国に生まるる事は、阿弥陀仏の誓いにて、人の善悪を簡ばず、ただ仏の誓いを頼み頼まざるによるなり。この故に道綽は、「浄土の一門のみ有りて通入すべき路なり」と宣えり。されば、このごろ生死を離れんと欲わん人は、証し難き聖道を捨てて、往き易き浄土を欣うべきなり。 この聖道・浄土をば、難行道・易行道と名づけたり。譬えを取りてこれを云うに、難行道は険しき道を、徒にて行くがごとし。易行道は、海路を船に乗りて行くがごとしと云えり。 足萎え、目しいたらん人は、かかる道には向かうべからず。ただ船に乗りてのみ、向かいの岸には着くなり。 然るに、このごろの我らは、智慧の眼しい、行法の足萎えたる輩なり。聖道難行の険しき道には、惣じて望みを絶つべし。ただ弥陀の本願の船に乗りて生死の海を渡り、極楽の岸に着くべきなり。 現代語訳 浄土門とは、この娑婆世界を厭い捨て、急いで極楽に生まれる〔という教え〕です。 その国に生まれることは阿弥陀仏の誓いによるのであ
真光寺
2月1日読了時間: 2分


真光寺修復に関して
以前から念仏講などでも度々説明をしておりましたが、真光寺本堂の修復工事が実施されます。期間といたしましては今月中旬より来月初旬にかけての予定となっております。その準備といたしまして、現在本堂内部にある道具の移動、整理等を行っております。従って本日より本尊へのお参りができなくなっております。納骨堂については本堂の外周を通過いただく形での入堂が可能ですからご安心ください。また修理期間中に予定されております真光寺での御法事の予定は真光寺玄関正面の広間にて実施させていただきますことを御理解のうえ、御協力のほどお願い申し上げます。 綺麗になった本堂にてお参りいただける日を心待ちにしていただければと思います。
真光寺
1月9日読了時間: 1分
御法語
今月の御法語を紹介いたします。 勧進行者 念仏の行を信ぜざらん人に会いて、御物語り候わざれ。いかに況や宗論候うべからず。強ちに異解異学の人を見て、これを侮り、謗ること候うべからず。いよいよ重き罪人になさん事、不便に候うべし。 極楽を願い、念仏を申さん人をば、塵刹の外なりとも、父母の慈悲に劣らず思し食すべきなり。今生の財宝乏しからん人をば、力を加えさせ給うべし。もし少しも念仏に心を掛け候わん人をば、いよいよ御勧め候うべし。これも弥陀如来の本願の宮仕いと思し食し候うべし。 現代語訳 念佛の行を信じていない人に出会っても、話し込んではなりません。まして宗派同士の論争などすべきではありません。解釈や学問の異なる人を見て、むやみにその人を軽んじ、誹謗することがあってもなりません。〔相手を〕ますます重罪の人にするのは、気の毒でありましょう。 極楽を願い、念仏を称える人がいれば、無数の世界のかなたにあっても、父母の慈愛に劣らずお思いになるべきです。この世での財産が乏しい念仏者には援助なさって下さい。もしわずかでも念仏に心を寄せている人には、ますます〔念
真光寺
1月6日読了時間: 1分
除夜の鐘
年の瀬もいよいよ佳境という今日この頃ですが、檀信徒の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。 さて今回は除夜の鐘についてです。 真光寺では毎年12月31日23時過ぎより除夜の鐘を撞いております。今年も例年同様に鐘を撞いてまいりたいと思いますので、ご近所の方や檀信徒の皆様におかれましては防寒に十分注意の上で御参加いただければと思います。 先着108名限定となりますので、お見逃しなく!! 加えて、浄土宗の総本山であります知恩院様におかれましても大鐘楼を用いた除夜の鐘が行われる予定となっております。 知恩院の大鐘楼は 親綱を持った撞き手が、「えーい、ひとーつ」という掛け声を発すると、それに呼応して子綱を持つ残りの16人の僧侶が「そーれ!」と、タイミングを合わせて撞木(しゅもく)を大きく引きます。その後、撞き手が撞木に仰向けにぶらさがるようにして、体全体を使って大鐘を打ち鳴らします。こうして108打の鐘が年をまたいで撞かれていきます。 大鐘の周りでは、一打大鐘が撞かれるごとに僧侶3人が五体投地の礼拝を行い、数取り役の僧侶が鐘を撞く合図と時間の配分、
真光寺
2025年12月29日読了時間: 2分
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